研究開発

ShallowFloat

ShallowFloatは、米国東海岸に見られるような浅水域において、極度の張力を緩和して、システムハードウェアと設置用船舶の要件を最小限にするための革新的な係留ソリューションを探求しています。

スコープ

係留システムコンポーネント

資金提供

DOE、NYSERDA、および様々な州機関から資金提供を受けている国立洋上風力研究開発コンソーシアム

合計予算

$1,451,234

開始

2020年第4四半期

期間

36か月

コンソーシアムのリーダー

プリンシプルパワー

パートナー

Aker Solutions、アメリカ船級協会、米国エネルギー省国立再生可能エネルギー研究所、SeaSystems社、Technology from Ideas社

浅瀬における浮体式風力

ShallowFloatは、NOWRDC (国立洋上風力研究開発コンソーシアム) がShallowFloatは、NOWRDC (国立洋上風力研究開発コンソーシアム) が資金提供するプロジェクトで、革新的なポリマースプリングを係留ラインに組み込む「ソフト」係留設計を開発し、その実現可能性を実証することを目的としています。

Technology for Ideasによって開発されたこのスプリング技術により、ピーク荷重を50%以上削減できる可能性があり、アンカーの小型化と必要とされる把駐力の低減を可能にします。このポリマースプリングをプリンシプルパワーの高性能な係留システム設計フレームワークに組み込むことで、設置に必要な船舶の条件を減らし、浅水域での浮体式洋上風力プロジェクトの大幅なコスト削減が可能になります。

本プロジェクトの目的は、アメリカ船級協会からAIP (原則承認)を取得し、信頼できる低コストな浅海係留ソリューションを設計することです。このプロジェクトには、LCOE評価が含まれており、難易度の高い浅水域での着床式ジャケット基礎と比較した浮体式プラットフォームの相対的なトレードオフに関する信頼できる技術的および経済的データを開発者に提供します。

私たちは、Technology from Ideas社と連携できることをうれしく思っています。浮体式洋上風力分野の成長を見据えると、浅水域における展開が目標を達成する上で大きなな役割を果たすことになり、そのためには係留システムのイノベーションが鍵となるでしょう。

- セス・プライス プリンシプルパワー 技術部門統括責任者

NOWRDCについて

国立洋上風力研究開発コンソーシアムは、DOEとニューヨーク州エネルギー研究開発局によって2018年に設立され、米国の洋上風力発電のコストを削減し、サプライチェーン開発を支援する影響力の大きい研究プロジェクトにそれぞれ2,050万ドルの資金を提供しています。その後、メリーランド州、バージニア州、マサチューセッツ州、メイン州の当局州機関が資金を提供拠出し、総投資額は約 4,700 万ドルに達しました。